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Windows XPはまだまだ使える!?~Windows XP SP4がアップデート提供(ただし非正規)~

Windows Vistaが出ても、7が出ても、8が出ても、しぶとしぶとく君臨していた Windows XP。
個人的にも、もともとサーバ用OSのWindows NT ベースであるため、堅牢だし(Vistaはダメダメでしたけどね。)、比較的軽いOSでしたし、使い勝手の良いOSだったと思っています。

とは言え、そのXPも2014年4月に正式サポートが打ち切りになりました。
サポートが打ち切りなると、外部からのハッキングなどに使われる「穴」を埋めるセキュリティバッチの提供がなされなくなり、いわゆる「脆弱性の高い」状態になってしまうわけで、ネットワークにつないで使用することが前提に近い形になっている今のPC環境では、大きな脅威になってしまうわけです。

しかし、様々な理由でいまだにXPを使用している人は多いようで、Net Applicationsの発表によりますと、なんとOS全体でXPの占める割合は、2016年2月段階で、11.42%!
Windows 10とほぼ同程度です。Windows 10は、8.1や7からの無償アップグレードで今後割合が増えていくとしても、発表から半年でまだ12%弱なんですね。

そんな中、なんと有志により「Wondows XP Service Pack 4」がリリースがされており、2月に入って最新版である「Windows XP SP4 Unofficial 3.0 」がリリースされたとのこと 。
ただし、Microsoftは一切無関係の非正規版になります。

32ビット版のWindows XP SP1が適用されたPCへインストール可能ということで、内容的には、これまでのXPにおけるアップデートをまとめたもの、ということで、XPサポート打ち切り後に現れた脆弱性に対する対策は含まれていない様子。
現状、すでにXPのアップデートプログラムは入手できないので、アップデートしていなかった人にとっては、最新のXPに若干の機能性向上となり、ある意味有意義なものですが、こまめにアップデートしていた人にとっては、あまり意味がなさそう….。

とはいいつつ、大企業などでは社内ネットワークやバックエンドの関係で、すぐにWindows 10への変更が難しいという事情もあるようですし、経済的に厳しいというケースもあるかとも思いますが、リリース元もセキュリティ上の防ぎきれない問題は存在する、と警告をしておりますので、まずはWindows 7 や8.1への変更を検討したほうが良さそうです。
(当然、Windows 10への変更がベストですが…。)

社内LAN、インターネットも含めたネットワークにつながっている以上、「自分だけは大丈夫」とは言えなくなっている現状、やはりせめてまだ正式サポートのあるものを使用したいものです。

それでも、Windows XP SP4 Unofficial 3.0 が欲しいというかたはこちらから。

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