メインのデスクトップ、CPU交換のはずが….!?~その3~
前回までで、無事PCとしては組みあがりまして、起動もして、Windows10も立ち上がりました。
メインのデスクトップ、CPU交換のはずが….!?~その1~
メインのデスクトップ、CPU交換のはずが….!?~その2~
ここからは環境設定ですね。
Turbo Key Ⅱ の設定
まずは、今回導入したマザーボード ASUS M4A88TD-V EVO/USB3 の大きな特徴である、自動オーバークロック機能「Turbo Key Ⅱ」を試してみます。
設定は非常に簡単。
ボード上にあるスイッチを切り替えるだけ。
左側のスイッチが Turbo Key Ⅱ。
ちなみに右側は、意図的に殺してあるコアを復活させる「Core Unlocker」のスイッチです。
どちらのスイッチも通電していれば、ON状態で赤いLEDが点灯します。
ONにしました。
どの程度オーバークロックしているのか、システム状況をモニターできるソフトを使って見てみました。
使用したのは、CPUID HWMMonitor。(ダウンロードはコチラから)
まずは、Turbo Key ⅡがOFFの時
AMD Phenom Ⅱ X6 1060T の Clocks を見ると、MAXで3364MHzとあります。
これがONになると、
MAXで3415MHz。微妙…..。確かに上がってますが、51MHzのUP。
この数値、各コアの最大値を取っているため、Turbo CareでCPUとして定格よりクロックアップしている数値を表示しているわけで、PhenomⅡ X6 1065Tの最大能力はしっかり引き出していることは判る。
でも、マザーの方のTurbo Keyはそんなに劇的には効いてない様子。
でも、まあ少しでも早い方が良いのでONでいくことにする。
そうそう、CPU温度は確実に下がってますね。
以前は、大体50℃近くあったので、一気に20℃下がっていることになります。
大型クーラーとエアーフローの改善は、確実に効果があったようで。
これで夏場も安心?笑
さて、これで後はアプリケーションをインストールすれば完了、やれやれ最終段階と安堵していたのですが….。
Windows10のライセンス認証問題
なんかWindows10がヘン。
エクスプローラーが複数開けない。
ヘンだと思って、ライセンス認証のページを確認すると、
こんな表示が….。
んんとWindows10のライセンス認証が落ちてる!!
このWindows10は、7からの無償アップグレードなので、手元にプロダクトキーなどあるわけもなく。
まずは、トラブルシューティングを試します。
スタートボタン>設定>更新とセキュリティ>ライセンス認証
で、そこにある「トラブルシューティング」ボタンを押して画面の指示に従う。
CPUとマザーを換えているので、「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」を押してみる。
「現在使用中のデバイスは、これです」のチェックボックスにチェックを入れてみるけれども….失敗。
Microsoftアカウントと以前のデスクトップの情報が紐づけられてなかったか!?
ということで、Microsoftアカウントのページに飛んでみると、デスクトップの以前の状態とCPU交換後の状態の二つが表示されている。
それから、散々調べ倒して対策を片っ端から試してみるも、見事に惨敗。orz
以前、ハードウェアの大幅な変更があった場合、別のPCに移したと判断されてライセンス認証が落ちる可能性があると聞いたことがあった。
まさに今回がそれにあたるのだろう。
CPU交換やHDD交換なら大丈夫ということも聞いていたが、さすがにマザーボードまで同時交換だとアウトということか。
Windows10ライセンスの復旧
こうなれば仕方ない。
腹を括って再インストール。
ただし、再インストールを行っても、Windows10のライセンス認証が上手くいく保証はないのだが、ここで立ち止まっても何も始まらないので、デスクトップにある書きかけのデータ、ドキュメントフォルダにある重要なデータ、その他消えては困るものを諸々バックアップ。
先ほど申しました通り、Windows7 からの無償アップグレードだったので、まずはWindows7をクリーンインストール。
そこからWindows10げアップグレードしますが、実は現状でも無償アップグレードは可能です。
無償アップグレードのインストールファイルはコチラになります。
以前、Windows10 のアップデートでクラッシュしてしまい、無償アップグレード期間後の再インストールについて記事にしたのですが、(その時の記事:無償アップグレード後のWindows10の復旧)その中で、キャンペーン期間終了後の無償アップグレードについては、Win7もしくはWin8からキャンペーン期間内に無償アップグレードを行っていることが条件ということを書いております。
でも、今回の状況を考えると、
・CPU交換
・マザーボード交換
で、いわば別のPCにHDDを載せ換えた=別のPC とみなされてライセンス認証が落ちたわけで、ということは、まったく別のPCでもWin7もしくはWin8であればWin10への無償アップグレードは可能なのでは?と考えてしまいますが、どうやら、期間内に無償アップグレードしたことはハード的に履歴が残されているとのことで、やはりキャンペーン期間後の無償アップグレードの条件は生きているようです。
逆を言えば期間内に無償アップグレードした時のHDDが残っていれば可能ということになりますね。
ただ、C:ドライブがあるHDDだけでいいかは不明です。
もし複数のHDDを載せていた場合、どこにアップグレードのログ情報が保存されているか不明だから。
ともかく、結果から言えばWin7からの無償アップグレードは成功しました。
そうして再度、
スタートボタン>設定>更新とセキュリティ>ライセンス認証
でライセンスの状態を確認してみれば、見事に認証されています!
大成功ですね。
後は、各種必要なアプリケーションをインストールして(って、これがまた時間かかるのですが…笑)ようやく復旧完了です。
いやー、長かった。実に完全復旧まで4日間かかりました。汗
本当に何年かぶりにハマりましたね。
まあ、そのおかげでハード的には全体に一世代か二世代進化しましたし(とはいっても、最新からはまだ一世代前ですが 笑)、結果オーライということではないかなと。笑
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