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マルボロキャンペーンサイト | Produce4
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マルボロキャンペーンサイト

もう20年以上愛飲しているマルボロ。ず~っと浮気せず、赤のBOXです。

そんなマルボロブランドで今年の1月からキャンペーンが始まりました。
インスタントくじみたいに、タバコのパッケージに「アタリ!」と「チャンス!」と書かれた冊子が封入されています。

そこにはQRコードやURLも記されていて、ネットからも参加できる仕組みになっています。

marlboro
が、

どうにも、つながりにくいんです。このサーバ。
どこのサーバを使用しているのかは不明ですが、かなり貧弱な回線もしくはサーバ能力のようです。

タバコのキャンペーンですので、未成年排除のため免許証などの身分証明書の画像を送って会員登録しないとせっかく当たった景品も送ってもらえません。

が、

写真画像が送れないんです。アクセスが集中しているので後ほど改めてアクセスしろ、という赤字のコメントが出て、そこから進めません。

昼間はまだログイン画面は通過できますが、毎度証明画像を送信しろと言われます。
Webサイトから遅れなかった場合は、メール添付で送っても可ということでやってみましたが、かれこれ1週間以上たっても放置プレイ….。

ネット上でもつながらない、クレームをつけたくても電話すらつながらないとさんざんです。

キャンペーン全体としてはこれは失敗と言わざるを得ないでしょう。
確か、フィリップモリスはハウスエージェンシー(自前の広告業務部門)を持っていたと思うのですが、そこはどう考えているのでしょうね。

キャンペーン全体を語りだすともう、あれもこれもとなってしまうので、一旦ネット上での対策を考えたいと思います。

まず、状況として明らかにアクセスのキャパオーバーであることは明白です。
これが回線によるものか、サーバによるものかはわかりません。

ともあれ事態を解決するには、大きく分けて下記2つが考えられます。

1.より強力なサーバに乗り換える
2.複数のサーバを用意して負荷分散させる

フィリップモリスほどの企業であれば、クレームが多発した時点で1.の対策を採るのが普通ですが、回線がパンク気味であるのであれば、これは解決にはなりません。
であれば、回線を追加して、と考えたいところですが、恐らく外部サーバを使用していると思われるため、容易に回線増強は見込めません。

となれば、手っ取り早いのが2.ですが、ここで問題があります。
ドメインです。ドメインはWebサイトの住所ですので、設定できるのは一つのサーバのみです。
ではサーバの複数化で負荷分散するには、専用のネットワークシステムを使う手もありますが、コストがかなりかかります。
キャンペーン終盤まで対策が打たれていないところを見ると、予算は逼迫していると思われます。

であれば、私なら、とりあえず安価で早いレンタルサーバを最低単位(半年~1年)で契約します。月1,000円程度から借りられますし、複数借りても損失は数万円で抑えられます。
ドメインについても、marlboro.jpがメインであれば、marlboro1.jp、marlboro2.jpと関連ドメインを抑えて割り振ります。
マルチドメイン対応のサーバであれば、2つほど同じサーバに登録してもよいかと思います。

で、できればメインのドメインがオーバーフローした段階で、次のドメインにリダイレクトするプログラムを仕込めればベストです。これを次々にチェーンしてゆくわけです。

このコストも許されない場合は、ログインは何とかメインサーバで受け持って、その次のページに、「つながりにくい場合には」と次のドメインをリンクさせておきます。
複数のドメインを表示しておけば、なお良いですね。

格好は悪いですが、少なくともアクセスできない減少は軽減できると思います。
その後の登録情報は、まずはそれぞれのサーバのデータベースに蓄積して対応し、その後そのデータをメインのサーバのデータとマージですれば良いだけです。

SEはこういう提案をすると、眉に皺を寄せますが、まず第一に考えるべきはユーザビリティの回復です。

なぜにこういった対策が取られていないのか疑問符が付くのですが、ネットキャンペーンではこういったアクセス障害のリスクが伴います。

中小企業でも、ネット上で思わねヒット商品が出ることがあると思います。
その商品をもっとアピールしたいとキャンペーンを組んだり、そもそもそのアクセス対応に四苦八苦するかもしれません。
そんなときに、段階的にユーザのストレスを軽減できる対応を即座に展開できる必要があると思います。

そんな際に、使えると思っているのが「Xserver」です。
これについては、また改めて紹介したと思いますが、マルチドメイン対応で、回線もサーバも早いです。私も実は利用してます。笑


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