アクセスが急に増えてもご注意!!~Google Analyticsでのリファラースパム対策~
今や、WebやBlogのアクセス解析の定番中の定番になっております、Google Analytics。
お使いの方も多いかと思います。
一応、ご存じない方のために軽く紹介しておきますと、Google Analyticsは、その名の通りGoogleからリリースされている非常に多機能で便利なアクセス解析ツールです。
なんといっても、入手も使用も無料!!クラウドサービスなので、ブラウザがあればどんな環境でも閲覧可能なのもいいですね。
Web業界では、お客様との解析結果の共有も含めて、このツールの結果を基にして要るケースがほとんどです。
Google Analyticsの登録は、Googleアカウントを取得してあればこちらからできます。
さて、Webサイトも立ち上げて、Google Analyticsで日々アクセスをチェックしていると、突然アクセスが跳ね上ることがあります。
「おお!こんなにアクセスがキターーーッ!!」
と歓声を上げるのはまだ早いかもしれません。
◆リファラースパムとは
現在、世界中で蔓延しているのが、「リファラースパム」です。
まずは、Google Analyticsのレポート画面の左メニューで、集客>すべてのトラフィック>参照サイト を開いて、データの 参照元 を確認してみてください。
なんだか見慣れないサイトや、明らかに外国のドメインやロシア語などのサイト名だったりするところからのアクセスがあれば、ほぼ間違いなくリファラースパムです。
リファラースパムは、Google Analyticsがアクセス数を計測するのにサイトに埋め込んだ、トラッキングコードというコードを勝手に使って、実際にはないアクセス情報を上乗せさせるとう、非常に迷惑なスパムです。
これでは、特に中小企業などのそれほど大きなアクセス数のないWebサイトにとっては、正確なアクセスが分からなくなってしまいます。
先ほど発見した、リファラースパムのサイトにはアクセスしないでください。
知らずにアクセスすると、海外の通販サイトやペライチのなんだかよく分からないサイトに誘導されてしまいます。それだけだったらまだいいのですが、フィッシング詐欺などの悪質サイトや、マルウェアやスパイウェアを埋め込まれるサイトへ誘導されてしまうことも多いのです。
アクセスする場合には、aguse. と言うサイトで怪しいサイトのURLを調べてからにしてください。
◆リファラースパム対策
前置きが長くなってしまいましたが、リファラースパムに対する対策です。
偽アクセス数の上乗せ自体は止めることが出来ません。なので、その偽アクセス情報をフィルタ設定で表示させない(計上させない)ようにします。
フィルタ設定の仕方はいくつも方法があるのですが、比較的効果が高いと思われる方法をご紹介します。
ホーム画面で目的のサイトを選んでレポート画面に移ります。そして上部メニューの、「アナリティクス設定」を選びます。
この画面から「フィルタ」を選択
フィルタ設定画面で、「新しいフィルタ」をクリック。
設定画面で、
「フィルタ名」には適当な名前を記入。「フィルタの種類」は「カスタム」を選択。
「フィルター フィールド」はプルダウンから「言語設定」を選択。
「フィルタ パターン」には、「not set」と記入。
以上を設定したら、画面下の「保存」ボタンとクリック。
これで、大概のリファラースパムによる計上は防げます。
が、
これをすり抜けるものも出てきました。
正直イタチごっこです。orz
◆上記フィルターの利かないリファラースパム対策
フィルタ設定画面で、「新しいフィルタ」をクリックするところまでは同じです。
「フィルタ名」には適当な名前を記入。「フィルタの種類」は「カスタム」を選択。
「フィルター フィールド」はプルダウンから「ブラウザ」を選択。
「フィルタ パターン」には、「not set」と記入。
以上を設定したら、画面下の「保存」ボタンとクリック。
Google Analyticsはそれはすばらしいツールなのですが、解析の制度を保つにはこういったメンテナンスも必要です。
そういったアドバイスはもちろん、ご依頼あれば設定等も致します。
お気軽に一度落ち合わせください。
お問い合せは。こちらから
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