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ソフトバンク光は遅いのか!? その② | Produce4
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ソフトバンク光は遅いのか!? その②

ソフトバンク光を導入して3日経ちました。

前回、開通直後の回線速度を計ってみました。

ソフトバンク光は遅いのか!?その①

結果としては、まずは満足な結果で、よしよしとほくそ笑んでおりました。

その後、回線混雑が予想される22時~23時台も、若干遅くなったものの、それでも150Mbps~170Mbpsは出ておりました。
一時の遅い、不安定、切れる、といった状態はかなり解消されている模様です。

ソフトバンク光は、NTTの光インターネット網(NGN)を利用したサービスです。(ISPはYahoo!BB)
こうしたNGN網を使用した光インターネット接続サービス(いわゆる光コラボ)が始まったのが2015年。
それぞれサービス事業者が一斉に参入して、利用者が激増⇒NGN網が混雑⇒遅い・切れる という状況になったと思われます。
その後、NTT回線の増強等のインフラ改善が進んだ結果、回線混雑が解消したということでしょう。

そんな感じで、快適なFTTH生活を送り始めたところ、今日になってソフトバンクからMMSで、

“「IPv6 IPoE+IPv4接続方式」の提供結果について”

というメールが。
内容は、IPv6 IPoE+IPv4接続方式への切り替えが今日になったよ、というもの。

IPv6 IPoE+IPv4接続方式

IPv6が導入され始めて5年以上が経ちますが、ようやくここにきてプロバイダサービスにも使われるようになってきました。
ソフトバンクはいち早くIPv6の接続サービスを準備してきたようで、2012年には既にサービスを提供していました。

ソフトバンク BB、IPv6/IPv4 ハイブリッドを下り最大 1Gbps で” (2012/08/01 apan.internet.com

それまで、NTTのNGN網を使用した場合、フレッツNGN網からインターネットに出る際に網終端装置というゲートウェイを通る必要があり、この際その最大速度は200Mbpsに抑えられていました。(先のNGN網の混雑のボトルネックになったのもこの網終端装置です)

IPv6 IPoE+IPv4接続方式は、この網終端装置を経由しないでIPv6接続ができ、しかもIPv4接続もトンネリングしてあげることで同じ接続に乗せることが出来るというものです。
当初、NTT内では「本当にそんなこと出来んのか!?」という意見もあったようですが、結果として出来ちゃったんですね。笑
ソフトバンクの通信部門は元日本テレコムですから、結構技術力もあったのでしょうね。

結果、最大速度を1Gbpsまで引き上げることができたというわけです。

このサービスを享受するには、これまでは別途申し込みが必要だったのですが、ソフトバンク光ではその申請代行も勝手にやってくれます。
で、先のメールが届いたというわけ。

IPv6接続は速いのか?

技術的な理論から言えば、IPv6接続そのものは速度には関係はありません。(IPアドレスが変わるだけなので)

しかし、まだIPv6接続の絶対数が少ないことと、先に説明した仕組みで最大速度が1Gbpsになったことから、結果として早くなるということになります。

メールによると、接続方式の切り替え時刻は書いてありませんでしたが、数時間で切り替わるとのこと。
まあ、メールが来たのが朝9時くらいだったので、11時を回れば切り替わっているだろうと、ソフトバンクのIPv6接続確認ページで確認してみると、見事にIPv6接続になっておりました。

早速、速度計測。

日曜の午前中という条件の中、下り400Mbps越え。確かに早くなってます。
まあ、夕方、深夜というもっと過酷な条件での測定もしてみようかと思います。

今後、IPv6 IPoE+IPv4接続方式によるサービスも増えてくるでしょうから、どこまでこの速度が維持できるかは未知数ですが、ソフトバンクも光コラボの際には叩かれまくっているので、それなりの対策は取ってくるでしょう。

IPv6 IPoE+IPv4接続方式には光BBユニットが必要

あ、ソフトバンクでIPv6 IPoE+IPv4接続方式を利用するには、光BBユニットが必要になるのでご注意!
正確に言えばIPv6接続に対応したモデムであれば、接続も可能なのですが設定にはある程度の知識が必要になります。
光BBユニットは、そういった設定をあらかじめした状態で出荷されますので、つないで待っていれば勝手に設定を切り替えてくれます。

それと、光BBユニットを使わずIPv6接続しているのがソフトバンクにバレると、IPv6 IPoE+IPv4接続を打ち切られるという話もありますので、ここは素直に光BBユニットを使っておくのが正解と言えるでしょう。

この光BBユニットには、無線LAN機能もついてくるのですが、正直なところこの機能はおすすめしません。
11ac規格に対応していないし、アンテナも1本なのでつながりが良くないし、遅いです。
なので、無線LANについては別途無線ルーターを使用した方が良いでしょう。11ac対応のルーターも今や3千円台で買えますしね。

結果:ソフトバンク光は遅くない!

結論から言えば、現状、ソフトバンク光は遅くないと言えます。
ネット上には、2015年あたりの光コラボが一番混雑していた頃の話が残ってしまっているので、未だにソフトバンク光は遅いという印象がついてしまっているのだと思います。
そういう意味では、その情報がいつの頃のものなのか確認する必要はあると思います。

また、速度低下の原因が回線でなく、ケーブルやルーター、PCやはたまたブラウザと様々ところがボトルネックになっている可能性もあるので全ての悪評を鵜呑みには出来ないところもあります。

遅い!と思ったら、まず光ユニットから内側の部分から確認していって原因を絞り込んでみることが必要かと思います。
これは、LANも含めたネットワークのトラブルシューティングの基本でもあります。

 

 

 

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